御浜下り復活への取り組み


寒川神社では、寒川に生まれた人間の誇りであった往年の祭礼を蘇らせるため、数年前から「御浜下り」復活に取り組んでいます。

平成10年

海岸埋め立て以前に「御浜下り」を行っていた妙見瀬の旧蹟(国道16号沿いの「サイゼリヤ」付近)で神事を行いました。

 

平成11年

年番区 : 新宿、新田町

御浜神事

浜辺を渡御する寒川神社の神輿(写真提供=千葉日報社)

平成11年8月20日午後2時、復活への第一歩として人工海浜(千葉ポートタワー下)において御浜神事を実施。氏子崇敬者の安全を祈願し、浜辺で神輿の渡御を行いました。

正午すぎから凄まじい雹が降るなどの記録的な大嵐でしたが、大勢の方々が雨の中で神輿の到着を待っていて下さいました。
開催時刻にはなんとか小止みとなったポートタワー下の浜で、海を背景に安置された神輿は、「やはり寒川の神輿には海が似合う」という印象でした。

当初の予定より短時間の渡御となりましたが、海風に吹かれて浜辺を神輿が渡御する様は、皆にとって感無量としか言えない思いを抱かせてくれました。

 

平成12年

年番区 : 神明町、出洲港

H12

平成12年8月20日、大勢の皆さんに見守られながら、復活第1回の「御浜下り」が盛大に行われました。

初回ということで、慎重を期して、「海への進入は膝の深さまで」という制限をつけての渡御でした。しかし、数年をかけて復活に取り組んできた寒川神社の氏子にとっては、実に40年ぶりに目にする「御浜下り」でした。

復活に携わった者にとって、この喜びはとても言葉に置き換えられるものではありませんでした。
当日の様子は、以下の実施記録でご覧下さい。

実施記録

 

平成13年

年番区 : 末広、長洲一、長洲二

平成13年8月20日、寒川神社にとって記念すべき「御浜下り」が行われました。今回は、昨年の反省も踏まえ、事前の潮位測量などに万全を期し、傾斜のゆるい個所から進入し、岸から数十メートル離れた胸の深さの海中へ、見事な渡御を行いました。「本格復活」といえる「御浜下り」でした。

特に、海上では担ぎ手と役員の意気がぴったりと合い、2回、神輿を差し上げることに成功しました。当日は、千葉テレビ放送も取材に訪れ、8月26日の「ザ・サンデー千葉市」でその様子が詳しく放映されました。

実施記録

 

平成14年

年番区 : 寒川一、寒川二、寒川三、港町

H14年御浜下り1

妙見洲大鳥居での御浜下り(埋め立て前)

平成14年8月20日の御浜下りは、寒川神社の歴史に残る御浜下りとなりました。

往時の雰囲気を再現するため、海上渡御は日没を待って6時50分より開始。

立ち並ぶ高張提灯の灯りに照らされて暗闇の海に浮かび上がる神輿の姿は、「御浜下りの完全復活」といえる光景でした。

実施記録

 

私たちと一緒に「御浜下り」を実現しませんか